「競艇を始めてみたい」と思っても
- 競艇のレース数は全部でいくつ?
- 舟券はどうやって購入するの?
- ベストな予算の決め方はあるの?
など、予想する際に必要な知識が分からない! なんて人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、競艇では切っても切り離せない
- 競艇の年間レース数
- 舟券の購入方法・手順
- 競艇場で使う1日の金額
など、競艇の基本を解説していきます!
競艇のレース数は?:1年中、ほぼ毎日開催!
ボートレースには、5つのグレード(階級)があります。全グレードのレースを合わせると、1年中のほぼ毎日、全国のどこかのボートレース場で競技は開催されていることになりますね。
また、ボートレースは最大7日間(通常4~6日間)連続でレースを開催。その期間全体のことを「節」と言います。
予選
↓
予選を勝ち進んだレーサー達による準優勝戦
↓
最終日に優勝戦
以上が、1節の基本的な流れになります。
ボートレースは、1月から12月までの1年間が「1シーズン」
ボートレースは、1月から12月までの1年間を「1シーズン」と設定しています。
そして、毎年年末には「グランプリ」が行なわれます。このグランプリにて優勝者が決まり、シーズンの幕を下ろします。
グランプリは、その年の獲得賞金上位18位までのレーサー達しか参加できません。そのため、すべてのレーサーはグランプリへの出場を目標に、1年間熱戦を繰り広げているといっても過言ではないでしょう。
1日に12レース開催されている
節の間は、1日合計12レースが開催されています。競艇場では、
- 朝〜昼過ぎがメインの「モーニングレース」
- 昼~夕方がメインの「ナイターレース」
上記のレースが行われていたりするので、開場時間はさまざま。そして、最終日の第12レースは優勝戦なので、最も強い選手が集まります。

舟券はどうやって購入するの?:専用のマークシートを記入して自動発券機で買う
レースを予想する際に欠かせないのが「舟券」ですよね。競艇場内で舟券を買うには、
- 専用のマークシートを記入する
- 自動発券機で舟券を買う
以上の2ステップが必要です。

購入手順①:専用のマークシートを記入する
舟券を買うためには、まず専用のマークシートを記入しなければなりません。マークシートは競艇場の至る所に置かれているので、置き場所を確認してからレース予想を行いましょう。

マークシートの種類に関しては、後ほど詳しくご紹介します。
購入手順2:自動発券機で舟券を買う
記入したマークシートは、競艇場のスタンド(観覧席)の近くに設置してある自動発券機に入れてから舟券を購入します。
- 自動発払機へお金(紙幣または硬貨)を投入
- 記入したマークシートをマークカード挿入口に入れる
- 画面にて投票内容を確認し、問題が無ければ[発行]ボタンを押す
- 発券
以上の流れで買うことができますよ。マークシートの記載漏れや間違いがあると、モニターと音声で訂正箇所を教えてくれるので、初心者の方も安心して購入が可能です。
マークシートは全3種類!
マークシートの種類は次の3つ。自分が予想する方法によって使い分けましょう。
- 通常:一つひとつ買い目を選んで買うときに使うマークシート
- ながし/ボックス投票カード:「ながし」か「ボックス」を買うときに使う
- フォーメーション/ボックス投票カード:「フォーメーション」か「ボックス」を買うときに使う
①:「通常」のマークシート
「通常」のマークシートでマークする箇所は、
- 開催場:どの場のレースを買うかを記入する。また翌日のレースを買う場合は発売前日に記入
- レース:買いたいレース番号
- 式別:購入したい舟券の種類
- 1着(必要なら2着と3着も):3連勝式なら3着まで、2連勝式なら2着まで
- 金額:金額を記入。例えば10と2を塗りつぶせば12になる
- 単位:百円・千円・万円の3種類の単位
以上の6箇所。特に、競艇初心者は「単位」のマークを忘れやすいので注意しましょう。

②:ながし/ボックス投票カード
「ながし/ボックス投票カード」は、「ながし」か「ボックス」を買うときに使うマークシートで、少ないマーク数で複数通りの舟券が購入できます。
ながしは「軸にする艇が多いときに」、ボックスは「的中率を上げたいときに」と使い分けるとどちらを使おうか悩んだ際に便利ですよ。
③:フォーメーション/ボックス投票カード
「フォーメーション/ボックス投票カード」は、「フォーメーション」か「ボックス」を買うときに使うマークシート。
ボックスをマークする部分は、「ながし/ボックス投票カード」と共通しています。そして、フォーメーションを使えば、買い目点数を絞りやすくなりますよ。
注意!「単勝」と「複勝」はマークシートでは購入不可
実は、一般のマークシートでは「単勝」と「複勝」を購入することができません。
単勝・複勝の専用窓口(もしくは単勝と複勝に対応した自動発売機)の近くに、あるいは一般のマークカードと別の場所に、式別の項目に「単勝」と「複勝」があるマークカードがあります。
その専用マークカードを使って購入をするので、初心者の方は特に注意が必要です。
マークシート以外にも購入方法がある!
舟券を購入できる場所は、競艇場内以外にも
- ボートレースチケットショップ
- テレボート(インターネット・電話)
以上の2つがあるので、自分に合った場所で購入しましょう。
ボートレースチケットショップ
ボートレースチケットショップとは、競艇場以外の舟券を販売している施設の総称。他にも「ボートピア」や「オラレ」などの名前で、競艇場が近くに存在しない全国の地域に作られていることが多いですね。
窓口では、競艇場内で購入するよりも多数の競艇場のレースの舟券が販売されています。また、入場料に関しては無料の場所が多く、設置してある大型モニターで観戦しながら舟券が購入できますよ。

テレボート(インターネット・電話)
テレボートとは、インターネット上や電話で舟券が購入できるサービス。会員登録を行い、指定口座で自分名義で口座を開設すると利用ができます。
自宅でも手軽に舟券を購入でき、全国の競艇場の舟券を買うことが可能です。
平日は会社勤めをしている方でも、休日や勤務時間終了後に競艇を楽しめますよ。
ベストな予算の決め方はあるの?
「実際に競艇場へ足を運んでレースを予想する際、いくら持っていけば十分に楽しむことができるのか」。初心者の方は、特に気になりますよね。
結論からお伝えすると、予算は5,000円~1万円ほど。と考えておきましょう。かかる費用の目安は、次のようになる場合が多いです。
- 入場料:100円
- 舟券代:1,200円~9,000円
- 食事代:500円~1,000円
入場料は100円ですが、劇場型のイベントホールが設置された競艇場内では、レーサーの紹介やタレントのトークショーなど、さまざまなイベントに参加できます。
そしてレストランでは、500円前後でご当地グルメを堪能できます。つまり、5,000円~1万円あれば競艇場で1日中遊ぶことができるわけです。
まとめ:自分の予算と相談しながら舟券を購入できるようにしよう!
今回は、予想する際に必要な知識、レース数、舟券の購入方法・手順、予算についてご紹介してきました。
〜予想の際に必要な知識まとめ〜
- レースは1年中、ほぼ毎日開催
- ボートレースは1日12レース
- 舟券の購入方法は4つ
- マークシートは全3種類
- 予算は5000〜1万円がおすすめ
競艇予想は、まず舟券を購入するところから始まります。その際は、自分の予算と相談しながら買うようにしましょう。今回解説したことをしっかり押さえておくと、競艇がもっと楽しくなるはずですよ!
【参考記事】